名前 | 縄文おやき | |
場所 | 上水内郡小川村久木本郷 | |
アクセス | 主要地方道長野大町線(通称オリンピック道路)を走っていれば看板 が目につくので、それに従って進む。長野方面からは左側、大町・ 白馬方面からは右側の山に向かってぐねぐねと細い道を登る。 急勾配の狭い山道で、一部の駐車スペースは崖っぷちなので要注意 | |
電話 | 026-269-3767 | |
営業時間 | 9時〜17時(夏期9時〜18時) | |
定休日 | 月曜 | |
タイプ | 焼き、蒸し | |
具 | なす、野沢菜、おからなど | |
値段 | 150円 | |
コメント |
小川村にある縄文時代の遺跡から「小麦粉をこねて焼いたもの」と
思われるものが出土して、それがおやきのルーツと考えられている
らしい。で、名前が「縄文おやき」である。そのためか、おやき村
では竪穴式住居の中でおやきを焼いていて、そこで食べられる。皮
に具を詰めて焙烙で焼き、更にそれを囲炉裏の火で遠火であぶって
作られる。具を包んでいるおばさんのところからスタートして、ほ
ぼ一周してくると出来上がりである。なすの味付けは自家製の味噌
だけなのだが、それがなすとも皮とも合っていて非常によい。他に
も、おやきに合うように味付けが考えられているように感じられる。
焼いている具は一度に一種類、ある程度数ができたところで具を変
えるので、タイミングがいいと短時間で焼きたてを二種類食べるこ
とができる。 竪穴式住居に入る手前にも食事スペースがあり、そこでもおやきが 食べられるが、そこで出てくるのは蒸したタイプで、竪穴式住居の とは別物。混み具合にもよると思うのだが、中途半端な暖まり方で は皮も具も焼きおやきに比べるとかなり味が落ちるように思う。具 のバラエティが多いだけに、残念。竪穴式住居に持っていって焙烙 で焼いたらかなりグレードアップするのではないかと思う。「おや きん棒」というアイデア商品もある。 あちこちに売店があるので知名度的にはかなりあるおやき屋なのだ が、そこで売っているおやきが小川の庄のおやきの全てと思って欲 しくない。おやき村の竪穴式住居の中で焼きおやきを食べてみよう。 |
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最終調査 | 2009年10月12日 |
竪穴式住居の中の焼きおやき。 | |||
蒸したおやき。断面は青唐辛子。青唐辛子の辛さが生きて具の味は秀逸なのだが、中途半端に暖かいところが非常に残念。 |